不安とは?不安が強くなるときに起こることと、上手に付き合う方法

こんにちは!市川市でカウンセリングを行っている【さくらこころの相談室】の桜井です。
「なんだか先のことが心配になる」
「まだ起きていないことなのに、悪い方向に考えてしまう」
「頭では大丈夫だと思っているのに、不安な気持ちが消えない」
そんな経験はありませんか?
私たちは、仕事や人間関係、家族のこと、将来のことなど、さまざまな場面で不安を感じることがあります。
不安になると、「こんなことを考えてしまう自分はおかしいのかな」と思ってしまう方もいるかもしれません。
でも、不安は誰にでも起こる自然な心の反応です。
今回は、不安とはどのようなものなのか、不安が強くなるとどんな変化が起こるのか、
そして不安と上手に付き合っていくためにできることについてご紹介します。
目次
1. そもそも「不安」とは?
「不安」と聞くと、できればなくしたいものだと思うかもしれません。
しかし、不安は私たちにとって必要な感情でもあります。
不安は誰にでもある自然な感情
例えば、
初めての場所に行く
大切な仕事を任される
新しい環境に変わる
人間関係について悩む
将来のことを考える
このような場面では、多くの人が不安を感じます。
「うまくできるかな」
「大丈夫かな」
「失敗したらどうしよう」
と考えるのは、決して珍しいことではありません。
不安は、まだ起きていないことを予測し、危険を避けようとする心の働きともいえます。
不安には自分を守る役割もある
例えば、初めて行く場所に行く前に、
「道に迷ったらどうしよう」
と不安になれば、事前に地図を確認するかもしれません。
仕事で、
「忘れていることはないかな」
と不安になれば、もう一度確認することができます。
このように、不安があるからこそ準備をしたり、慎重に行動したりすることもあります。
そのため、不安そのものが悪いわけではありません。
2. 不安が強くなるとどうなる?
不安が強くなりすぎると、心だけではなく身体や行動にも変化が現れることがあります。
心に現れる変化
例えば、
何度も同じことを考えてしまう
悪い方向に考えてしまう
将来のことが心配になる
落ち着かない
集中できない
イライラしやすくなる
「どうしよう」と頭から離れなくなる
などがあります。
「考えたくないのに、気づくとまた考えている」
という状態になることもあります。
身体に現れる変化
不安が強いと、身体にもさまざまな反応が起こることがあります。
例えば、
動悸
息苦しさ
胃の不快感
発汗
肩や身体に力が入る
疲れやすい
眠れない
などです。
強い不安を感じると、身体が緊張状態になるため、このような反応が起こることがあります。
ただし、身体の症状には他の原因がある場合もあります。
気になる症状が続く場合や、強い症状がある場合には、医療機関に相談することも大切です。
行動に現れる変化
不安が強くなると、行動にも変化が出ることがあります。
例えば、
不安なことを何度も確認する
不安を感じる場所や人を避ける
外出することが怖くなる
誰かに何度も確認したくなる
決めることが難しくなる
新しいことに挑戦できなくなる
などです。
不安を感じないようにするために、「避ける」という行動をとることもあります。
避けることで一時的には安心できても、長い目で見ると不安が強くなってしまうこともあります。
3. なぜ不安はどんどん大きくなるの?
「考えないようにしよう」と思えば思うほど、気になってしまう。
そんな経験はありませんか?
まだ起きていないことを考え続ける
不安は、「今ここで起きていること」よりも、
「これから起こるかもしれないこと」
に向いていることが多いです。
「もし仕事で失敗したら?」
「もし嫌われたら?」
「もし病気になったら?」
「もし将来、大変なことになったら?」
このように「もしも」を考え始めると、次々に新しい心配が浮かんでくることがあります。
「もしも」を繰り返してしまう
一つの不安から、
「もし○○だったらどうしよう」
↓
「そうなったら△△になるかもしれない」
↓
「それだったら□□も起こるかもしれない」
と、どんどん先のことを考えてしまう。
そうすると、まだ何も起きていないのに、まるで本当に起きているかのように心身が疲れてしまいます。
不安が強いときには、
「今、実際に起きていること」と「頭の中で想像していること」を分けて考えてみる
ことも大切です。
不安をなくそうとすることで、かえって気になってしまうことも
「不安にならないようにしよう」
「心配しちゃダメ」
と考えるほど、不安そのものに意識が向いてしまうことがあります。
例えば、
「絶対に緊張しないようにしよう」
と思うほど、心臓の鼓動が気になってしまうことがありますよね。
不安を完全になくそうとするのではなく、
「今、不安を感じているんだな」
と気づいて、その気持ちをそのまま認めてみる。
それだけでも、少し距離をとって不安を見ることができる場合があります。
4. 不安と上手に付き合うためにできること
不安を完全になくすことは難しいものです。
だからこそ、「不安をなくす」よりも、「不安があってもどう過ごすか」を考えてみることが大切です。
不安をなくそうとしすぎない
不安になったとき、
「こんなことを考えてはいけない」
と自分の気持ちを否定するのではなく、
「今、自分は不安なんだな」
と気づいてみましょう。
不安を感じている自分を責める必要はありません。
不安になること自体は、自然な心の反応だからです。
今できることに目を向ける
将来のことを考えて不安になったときには、
「今、自分にできることは何だろう?」
と考えてみるのも一つの方法です。
例えば、仕事がうまくいくか不安なら、
「明日の仕事の準備をしておこう」
というところまで考える。
「将来どうなるか」ではなく、
「今できる小さなこと」
に目を向けることで、少し気持ちが落ち着くことがあります。
誰かに話してみる
そして、不安を一人で抱え込まないことも大切です。
誰かに話すことで、
「自分はこんなことが不安だったんだ」
と気づくことがあります。
また、話しているうちに、
「実際に起きている問題はこれで、まだ起きていないことまで心配していたんだ」
と整理できることもあります。
一人で考え続けるよりも、誰かと一緒に整理することで見え方が変わることがあります。
5. 不安が強くてつらいときは
不安は誰にでもあるものですが、あまりにも強くなり、日常生活に影響が出ている場合には、一人で抱え込まないことが大切です。
一人で抱え込まない
例えば、
「不安で眠れない日が続いている」
「仕事や学校に行くことが難しくなってきた」
「人と関わることを避けるようになった」
「不安なことが頭から離れず、日常生活に集中できない」
などの場合には、誰かに相談してみることをおすすめします。
必要に応じて医療機関に相談することも大切です。
カウンセリングという選択肢
カウンセリングでは、不安を無理になくそうとするのではなく、
「何が不安なのか」
「どうしてそのことが気になるのか」
「不安になったとき、どのような行動をしているのか」
などを一緒に整理していきます。
話をしていく中で、自分では気づいていなかった考え方のクセや、不安を大きくしている要因に気づくこともあります。
そして、
「不安になったときにどう対応するか」
「今の自分にできることは何か」
を一緒に考えていきます。
カウンセリングは、「不安を感じない人になる」ためのものではありません。
不安があっても、自分らしく生活していくための方法を一緒に探していくことも、カウンセリングの役割の一つです。
6. まとめ
不安は、誰にでも起こる自然な感情です。
これから起こることを予測して、自分を守ろうとする役割もあります。
一方で、不安が強くなりすぎると、考えが止まらなくなったり、身体に症状が出たり、行動を避けるようになったりすることがあります。
そんなときは、
「不安をなくさなければ」
と頑張りすぎなくても大丈夫です。
「今、不安を感じているんだな」と気づき、
「今できることは何だろう?」
と考えてみる。
そして、一人で抱え込まず、誰かに話してみる。
それだけでも、不安との付き合い方が少し変わることがあります。
もし、
「将来のことが不安で仕方がない」
「考えすぎて頭から離れない」
「不安で眠れない」
「不安な気持ちを誰かに聞いてほしい」
などと感じていましたら、カウンセリングという選択肢もあります。
「こんなことを相談してもいいのかな」と思うことでも構いません。
疑問なことがありましたら公式LINEからご相談も承っています。
「ブログを見た」とどうぞお気軽にご相談ください。
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